里山の風景 (5回連載)

開校日 2005.3.10
雑木林と人々の生活

昭和40年代までは人々は、雑木林に入り薪炭用木材や山菜などを採取していた。
四季を通じて山に入り、利用できるものは利用していた。
「こくば(枯れ葉をメゴに集め束にしたもの、焚付けにした)」
「山菜・野草、きのことり」・・・
枯れ木は煮炊きや風呂を沸かすのに使う。
また炭を焼いたり椎茸を栽培するためのクヌギやコナラなどを植えたり
切り出したりしていた。
もちろん、やがてくるだろう家の建て替えや増築に備え、杉や檜も植えていた。


そんな深いかかわりのあった雑木林が、人々に顧みられなくなって久しい・・・
理由はいくつかあるのだが大別すると次のようなものだ。

1) 人々の生活様式が変化し、エネルギーが電気・ガス・石油に代わった事。

2) 人工の増加と核家族化により山林・原野が宅地化された事。

3)産業構造の変化に伴う林業そのものの衰退と荒廃した森林との悪循環。


里山での椎茸の栽培風景
広葉樹は、きのこ栽培用の「ホダ木」として活用されていた

植菌(きのこの菌を桜に植えているところ)の様子。

なめこでは桜の木を

ある程度に切りそろえて

ドリルで穴をあけます

中に菌のかたまりを入れ

打ち込みます

保湿にむしろをかける

次回につづく

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